サンワ食研公式ブログ
2025.08.18 夏なのに冷える?湿度と冷えの意外な関係【前編】
「夏なのに、なんだか体が冷えてつらい…」そんな風に感じたことはありませんか?
実はこの夏の冷えは気温の高さだけではなく「湿度」が大きく関係しているんです。
湿度と冷えの関係
夏は湿度が高く、空気中にたくさんの水分が含まれています。人は汗をかいて体温を調整しますが、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱が体にこもったままになります。すると体は「熱を逃がさなきゃ!」とがんばり、必要以上に冷やそうとしてしまいます。その結果、冷房や冷たい飲み物、冷たい床などの影響も重なって体の中は冷え冷え状態になってしまうのです。
さらに、外は蒸し暑いのに、室内はキンキンに冷えているという温度差もカラダの自律神経を乱す原因に。自律神経がうまく働かなくなると、体温調節ができず冷えやだるさ、胃腸の不調などを感じやすくなります。
冷えのサイン

〇クーラーの効いた部屋でカラダがだるく感じる
〇汗をかいたあとに急に寒気を感じる
〇なんとなくカラダが重い、動きたくない
〇むくみが気になる
〇食欲が落ちるor胃腸の調子が悪い
〇膝や足首などの関節が冷たく、痛みやすい
〇頭がぼーっとして集中できない
〇肩が凝る
〇お風呂に入るとホッとする、温まって元気になる
など冷えている自覚がないけど、「なんとなくだるい」という人も、実は湿気冷えかもしれません。
夏に冷えを感じたら、「暑さ=体は大丈夫」とは思わず、体の内側が冷えていないか、少しだけ気にしてみてくださいね。次回は、湿気冷えを防ぐための暮らしの工夫を紹介します。後編もぜひご覧ください!



















