冬は特に注意!運動後はなぜ体が冷えるの?

健康維持や運動不足の予防のため、気温が下がっていても屋外で運動をする方が多いと思います。しかし冬の運動は場合によっては風邪や体調不良、冷えを作る原因にもなりかねません。
運動した後寒かったり、指が痛いほど冷えることはありませんか?
なぜ運動後は体が冷えるのでしょうか?

体が冷える原因とは?
運動によって体温を下げる原因は汗をかくことです。汗は上がった体温を下げるための役割を果たすため、人間には欠かせない生理現象です。

服を着ることで汗を吸収してくれますが、汗で濡れたままの服を着続けていると、温度が奪われ体を冷やしてしまいます。
そのままの状態でいると、風邪を始めとした体調不良を引き起こす原因になってしまいます。

冬の運動時は汗をかいたあとの対処、ウォーキングなどの軽い運動の場合は体の熱を保つことが体を冷やさないために重要になります。
是非これからのジョギング時などに参考にしてみてください。


◎体を冷やさない方法
【激しい有酸素運動をするとき
汗によって体が冷えないように、汗を吸収しやすい素材や乾きやすい素材を使用した衣服を着用することで、汗による体の冷えを予防できます。
特に汗の水蒸気を熱に変化させる素材「吸湿発熱素材」を使用した服は、汗をかいても保温性に優れており、汗による冷えを予防してくれます。

軽い運動をするとき
長時間のウォーキングや軽い運動をするときは、激しい有酸素運動に比べて体が冷えやすくなります。冷たい外気に触れるため厚手の靴下、手袋を着用しましょう。
厚手の靴下やレッグウォーマーなどでシューズの隙間を埋めるとより足の冷え予防になります。
また、体の中で最も熱が逃げやすい部位といわれているのが頭です。頭を覆うことができるニット帽などを着用して運動することや、耳や首を守るためのイヤーウォーマーとネックウォーマーも着用するとさら体の熱を保つことができます。